TEAM CIANA

チームシアナ

最大限活用できるように、CIANAを愛用しているインストラクターや
インフルエンサーを紹介します。

2021.11.11

毎回、各界のWellnessな生き方を実践する方々を紹介する企画CIANA Style

 

第9回は、パフォーマンスコーチとして活躍する水野賢太さまをご紹介します。

 

 

 

水野様のこれまでについて

パフォーマンスコーチとして活動をスタートした経緯を教えてください。

 

私は元々アスレティックトレーナーとしてスポーツ現場に関わっていました。

 

スポーツ現場でのトレーナーというとメディカルメインのトレーナーがとても多いイメージです。

 

しかしながらチームや選手がトレーナーに求めることに「パフォーマンスを向上させる体の使い方やトレーニング」という声がたくさんありました。

 

もちろん、アスレティックトレーナーであれば体の使いやトレーニングを指導することができます。

 

ですが、トレーナーの指導する基礎的なものと実際の競技をつなげることが出来ていないのではないかと感じていました。

 

そこでトレーナーとコーチの両面を持つ「パフォーマンスコーチ」という存在にスポーツ現場での必要性を見出したのです。

 

現在の活動について

水野さまのもとには、どういったお客様がいらっしゃいますか?

 

現在は、陸上競技やハンドボールの実業団選手に多くかかわっています。

 

私は小学生から12年間陸上競技をしてきました。

 

陸上は決められた動きをするので、練習内容も動きの細部までこだわったものになります。陸上競技での経験が今の指導に大きく影響していると感じます。

 

競技が違えど一つ一つの動作にフォーカスしてみることで動きの本質をとらえることができるのです。この視点というのは陸上競技で培ったものと確信しています。

 

 

水野さまはどういったことを大切に指導されていますか?

 

トレーナーや指導者の自己満足ではなく、選手一人一人の競技パフォーマンスをいかに伸ばすかという視点で指導するようにしています。

 

スポーツ現場は教科書的な指導が通用しないことがほとんどです。

 

私は教科書(自分の知識等)に選手をはめていくのではなく、選手にはまる指導をすることを常に念頭に置くようにしています。

 

うまくいかないときほど選手を自分の知識・知見にはめようとしてしまっているんですよね。

 

経験が増えるほどこのケースになってしまうので注意しています。

 

 

これからの展望について

水野さまは、今までの経験、現在の活動を踏まえて、今後どのように活動していきたいと考えますか? これから将来の展望があれば教えてください。

 

私はこれまでたくさんのスポーツ現場に関わる機会に恵まれました。

 

2018-19年にはハンドボールU21男子日本代表チームのトレーナーとしてアジア選手権、世界選手権を経験することができました。

 

そういった経験から、冒頭でも少し触れましたがトレーナーとコーチの間の存在が必要と感じました。

 

例えば、ハンドボール競技においてアジリティ系ステップトレーニングをトレーナーが指導するとします。

 

その動きは良くなるかもしれませんが、はたして実際の競技中にあるディフェンス時のステップワーク能力は向上しているのか?という疑問が生まれます。

 

ディフェンス時のステップワークを改善したいのなら、ハンドボールという競技の理解、ディフェンスシステムの理解、選手の不良動作の分析及び原因の洗い出し等をした上で、競技中動作に酷似した実戦的トレーニングを実施する必要があると私は考えます。

 

これは、トレーナーとコーチ両方の指導領域が混在しています。つまり、トレーナーとコーチの専門分野はオーバーラップする必要があるのです。

 

しかしながら、私の知っているほとんどのスポーツ現場では、相手を尊重しお互いの領域に口を出さない暗黙のルールの様なものがあるように感じます。

 

私も学生トレーナー時代に指導者に口を出してはいけないと教えられた記憶があります。

 

日本ならではの相手への思いやり、配慮かもしれませんが、競技スポーツの現場となると違和感を覚えます。

 

以上のことから、私は本当の意味での「パフォーマンスコーチ」という存在の必要性を今後も現場で示していこうと考えています。

 

 

日頃からWellness/健康を維持するために大切にしていること

水野様が健康を維持するために大切だと思うこと、大切にしている習慣等があれば教えてください。

 

スポーツ現場にいると感じることですが、トレーナーは選手の身体ケアや、心理的なサポート、スタッフ選手間のつなぎ役、トレーニング成果の評価とフィードバック等、直接人と関わる業務をしています。

 

こういった対人関係の仕事をしていると、無意識のうちにたくさんのストレスを受けています。

 

選手やチームのことを第一に考えがちですが、自分自身のパフォーマンスを最大限発揮するために自分自身の健康状態を常に気にするようにしています。

 

その中でも心理的に健康な状態でなければ仕事にならないと考えています。

 

そこで私が大切にしていることは、自分の時間、一人の時間を作ることを心がけています。

 

趣味に没頭したり、海や山へ行き自然の中で過ごす時間が私にとってのトレーナーなのかもしれません(笑)

 

最後にオススメのCIANA商品について

オススメのCIANA商品は、どちらの商品になりますか?理由も教えてください。

 

おすすめは「ポータブルテーブル モニカ」です。

 

陸上選手の帯同用で購入したのですが、コンパクトなサイズ感がとてもよく、重さも軽量なので遠征の帯同で活躍しています。

 

遠征の多い競技では特にそうなのですが、選手のケアをするトレーナーにはベッド選びも大切です。

 

私たちのパフォーマンスを最大限に発揮するためにもこういったツールにはこだわりたいところですね。

 

 

水野様、この度はありがとうございました!

 

TEAM CIANA一同、水野様の益々のご活躍をお祈りしております。

 

水野様の最新活動報告は、下記インスタグラムリンクをご確認ください↓

https://www.instagram.com/mizuken319/?hl=ja